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自転車How To

Vol.16 初めてのバイクスタンド選び その2 複数所有している人にオススメのスタンド式

[2009/03/12 UP]

家ではバイクをついつい立てかけて置いてしまいがち。そんな置き方をしていると、用途の違うバイクや2台め3台めのバイク、親子でバイクを購入したら、家での保管が難しくなるのでは? そこで活躍するのがバイクスタンドだ!

グリーングループ 鈴木 潤さん 講師紹介
グリーングループ 鈴木 潤さん
都会的でスマートに見える鈴木氏は4児のパパ。家族も快適に暮らせて、自分の趣味も充実させるプロだ

SHOP DATA
・Green Cycle Station YOKOHAMA http://www.gcs-yokohama.com/
・green style http://www.style-yokohama.com/

バイクを複数台所有している人には“スタンド式”がオススメ

バイクを複数台所有している人には“スタンド式”がオススメ
バイク1台分を収納する“床置き式”を紹介した前回に引き続き、今回は“スタンド式”を紹介しよう。空間をうまく利用し、複数のバイクをコンパクトに収納できるので、インテリアの一部としてバイクを飾るのにもピッタリだ。

スタンド式のポールは“自立式”と“突っ張り式”の2タイプ

スタンド式のバイクスタンドには、立て方にも“自立式”と“突っ張り式”の2通りが存在する。自立式は脚の部分で幅をとるぶん、天井の高さに関係なく置けて移動もラクにできる。一方、突っ張り式は天井の高さや強度などに制限はあるが、脚がないので見た目がスッキリとディスプレイできる。掃除もしやすいので奥さんには喜ばれるかも!?

スタンド式のポールは“自立式”と“突っ張り式”の2タイプ

自立式
自立式は組み立てに少々時間を要するが、組み立ててしまえば安定感があるのが特長。使い勝手もよく、移動がラクという点で人気が高い。

突っ張り式
突っ張り式は高さの調整範囲が限られてしまうが、通常の部屋であれば使用できる。賃貸の家では、天井の強度を十分に確認しておこう。また設置部分のゴムの跡がつかないよう、当て布などを忘れずに用意しよう。

スタンド式の留め具は“縦掛け式”と“横掛け式”の2種類

ディスプレイする際にバイクを引っ掛ける留め具にも、縦掛け式と横掛け式の2種類があり、アーレンキーで高さなどを調整できる。もちろんフレームやホイールにあたる部分はゴムで覆われているので大事なバイクを傷つける心配はない。多くのメーカーが留め具の種類を選べ、単品で購入が可能だ。

スタンド式の留め具は“縦掛け式”と“横掛け式”の2種類

縦掛け式
縦掛け式は、前輪をひっかけて後輪を軽くおさえて留めるタイプ。見た目より安定感がある。ロードバイク、MTB、キッズバイク、小径車などバイクのタイプを選ばずに使用できるが、ディスクホイールは難しい。また、留め具の付け根は回転できるので、1台ならば壁に沿わせて、幅も奥行きもコンパクトにディスプレイできる。

横掛け式
横掛け式、壁沿いに平たく置けるので廊下や狭い部屋でも圧迫感がなく飾れるのが良い。バイクを横から見られるので、インテリアとして考えたい人にオススメだ。ただしトップチューブの形やダブルサスの小さいバイクなど、使用できないバイクもあるので注意。1台しかない場合はヘルメットやウエアを飾っておくのもアリ。

バイシクルクラブ 2008年2月号より一部改編

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