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自転車×LONG TERM REPORT

RIDLEY/HELIUM 第3回(現在3ヶ月)
Jプロツアー3戦参加で
プロの洗礼を受ける

■リポーター:山口博久(BiCYCLE CLUB編集部)
35歳からヒルクライレースに再び出はじめたレース好きの3児のパパ。2012年はJプロツアーを転戦していくが、現実の厳しさにちょっと苦戦中。この夏は鳥海山/矢島カップ、そしてマウンテンサイクリングin乗鞍へ出場予定

山口博久

■バイクは軽いが、身体が重くては進まない~
今回はヒルクライム2戦とロードレースに参戦。このJプロツアーを戦うためにホイールを交換し、バイク重量を6.85kgに。バイクは完璧だが、トレーニング不足でヒルクライムではさんざんなリザルトに……。今回はJプロツアー3戦の結果を報告するが、なかなかうまくいかない。ということで、梅雨時期に汚れたバイクをプレクサスできれいにしてみた!?いずれにせよ、トレーニングの大切さを実感する今日この頃です。

リドレー

■Jプロツアーの重量対策でホイールを交換(重量6.85kg)
軽量級フレームのリドレー・ヘリウムは普通にパーツを組み付けるだけで7㎏を切ってしまう。さらに軽量ホイールに交換するとUCIレギュレーションの6.8㎏を下まわってしまう。そこで贅沢にもホイールをFFWD・F4R-DT240に交換した

■F2R-DT240 F2R
(重量:1100g、価格:181,650円)
        ↓
F4R-DT240
(重量:1245g、価格:159,600円)



F2R-DT240 F2R
1日1時間の継続

■1日1時間の継続が重要って当たり前なのだが……
5月は木祖村に出場し、そこそこ調子が上がったと思って油断をしていたらコンディションを崩してしまった。
 栂池、として富士山とJプロツアーのヒルクライムレースに体重59㎏のままで参加すると、昨年よりもタイムが大幅に遅れてしまった。  同じサラリーマンライダーの合田正之選手とシクロクロス会場で話す機会があったが「サラリーマンライダーは毎日1時間の練習の積み重ねが大切。休むとすぐに落ちちゃうんだ」ということを教えてくれた。まさに痛感。  まず6月10日、締め切りの合間を縫って強行した栂池。去年55分14秒で走りきったが今年は3分弱遅れの57分58秒と大ブレーキ。ふじいのりあきさんの計算式により計算してみると出力は260W台とほぼ昨年同様だが体重の増加分だけ遅くなったことが判明した。ヒルクライムは走る前のコンディショニングが大切であることを実感。
 翌週6月17日の富士山でも体重を落としきれずに走り、50番台でゴール。
 体重が重くなると放熱効果が悪くなるのか、心拍数も上げられなくなることがわかった。最大心拍数184拍/分になるのだが、栂池では最大心拍数178拍/分、平均174拍/分。富士山では最大173拍/分、平均170拍/分という具合にだ。もしかしたら疲れが取れていないのかもしれない。  さらに翌週海外出張から戻り、6月24日。羽田空港から直行した東日本ロードクラシックでは150㎞(群馬CSC1周6㎞コースを25周回)を走りきれず、18周目でリタイヤとなった。もちろん走れてはいないのだが、体重の影響の少ない群馬CSCではかろうじて走れることがわかったものの、再び締め切りに突入。ということで、締め切り明けたらトレーニングだ!

栂池

■栂池では去年より2:44遅れ
平均勾配7%の栂池。自身としては2戦目のJプロツアー。ヒルクライムということで意気込んではみたものの体重59kgではなかなか厳しい。(写真:高木秀彰)

富士山

■富士山では2年前より1:44遅れ
平均勾配10%という富士あざみライン。ノーマルクランク(53×39T)にリア29Tという組み合わせで挑んだが、きつくコンパクトが必要だった。(写真gg-KASAI)

■山口が参戦したJプロツアーの結果■
6/10 第16回JBCF栂池高原ヒルクライム 53位 57:58 トップから8:45遅れ
6/17 第9回JBCF富士山ヒルクライム 59位 52:48 トップから09:28遅れ
6/24 第46回JBCF東日本ロードクラシック 群馬大会 リタイヤ


プレクサスL

■驚くほど汚れが落ちるプレクサスL(368ml)
価格3,885円
1本で洗浄、ツヤ出し、保護の3役をこなしてしまうプレクサス。普段あまり洗車をしない山口に便利な1本。メンテ時の油汚れもきれいになる

プレクサスL ■梅雨時期だけに汚れを落としてバイクをリフレッシュ
ヘリウムはつや消し塗装でかっこいいのだが汚れるのが難点。そこでプレクサスを使うときれいになり汚れにくくなる