往年の秀作として語られることが多い、セラ・サンマルコのコンコールライト。プロ選手でも契約違反を犯してまでも使いたいと言わせたサドルのひとつだった。そのコンコールが現代のテクノロジーによって、当時を上回るスペックとなり復活を果たした。それがコンコールカーボンFXである。ペダリング効率を考慮した流麗な形状、快適性を損なわない素材のチョイスに加え、堅牢なカーボンレールを搭載し160gという軽さを達成している。
その形状はナロー×ウェーブ形状で、細身の形状かつ座面はカーブしている。近年のジロ・デ・イタリアなどでは優勝候補に挙げられるミケーレ・スカルポーニも愛用者の一人で、カーブした形状が身体を支え、ヒルクライム時のペダリングに良い効果を生み出すとコメントをしている。一流プロのお墨付きが得られている名品の末裔は、ライディングパフォーマンスをより洗練させてくれるに違いない。

プロ選手が認めた最高のフィット感

プロサイクリストにも愛用者が多いのがコンコールカーボンFXです。軽さとペダリング効率、快適性能などを考慮したレーシングサドルであるといえるでしょう。形状は2パターンで中央にスリットを加えたアローヘッドも用意しています。ベースはナロー×ウェーブという細身でカーブのついている形状で、ペダリング時に腰をしっかりと安定させます。またレールにはDNAシステムを導入。シェルとレールが一体化したといえる強靭さも大きな特長といえるでしょう。