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ダニエル習得への道 5級 ホッピングで5回跳ぶ &動画

5級 ホッピングを5回!!

ホッピングとは、両方のホィールを一緒にポンポンジャンプさせるテクニック。ホップとも言う。トライアルのみならず、すべての跳ぶテクニックの基本になるテクニック。用途は、トライアルでバランスを修正したり、助走なしで小さい段差を上ったりする以外にも、ダウンヒルで緊急回避的に使用したりする。また、ホッピングに熟練すると、ペダルを踏み外す事も少なくなる=バイクコントロールが上手になるのだ。
5級では「平地で連続5回跳ぶ」事を課題とした。一回一回は出来ても連続して跳ぶ事で動きの粗が見えてくるからだ。もちろん今までと同様、高さは少しで良い。逆に高く跳ぼうとするほど回数が続かなくなるので、低く跳ぶ方が良いのだが、身体の動きは常に大きくするのがコツ。動画では箱を使った練習も紹介しているが、段差を使って練習すると多少は疲れにくい。動きに慣れるにはもってこいなので紹介した。

手順の説明

動き出しが肝心。一瞬、手足を伸ばして頭&腰を高い位置に持っていく。間髪入れずに今度は「顔でハンドル(前輪)」「腰で両ペダル(後輪)」を下にプッシュ。押し込んだ反動を使って身体が上にジャンプ。ハンドルを握っていればバイクはついてくるはず。ペダルから足が浮いてしまう場合は、ちぢんだ時の腰の位置が後ろ過ぎるか、腰の上下動が小さい。大きくダイナミックに、テンポよく動くのがコツ。どうしても足が浮く人は、跳ぶ瞬間に、ちょっとつま先を下げて、ペダルを後ろへかきあげるようにすると○。ただし、コレを気にしすぎると、今度は頭が動かなくなるので注意。
また、動画では常にブレーキをした状態だが、ゆっくりと前進しながらでも可。ブレーキを握らなくて良い分、楽に練習できるはず。
とにかく大事なのは身体(特に頭と腰)の上下動と位置。そして、ポン!ポン!というリズム。リズムを掴めば5回は決して難しくない。

写真で動きを確認

(写真の順に)手足を伸ばして身体をちょっと高めにセット→顔でハンドル・腰で両ペダルをプッシュ→身体が上に跳ねる(ペダルを引っ掛ける)→バイクがついてくる→脱力のまま着地→2枚目の写真に戻り連続(赤丸は意識する位置・矢印は力の方向)

注意すること

『高くあげようと思わない事』 6級までと同じで、高くあげる事に意味は無い。また、高くあげようとするとリズムを崩す事が多く、回数を続けられない。跳んだ後は脱力して着地を待つのが基本。

『視線』 慣れないうちは前輪の頂点を顔の正面で捉えるようにする。すると頭で前輪を潰す格好になる。時々後輪を見る人もいるけど、コレはぐっと我慢。

『段差』 公園などで練習する場合、ベンチなどを傷つけないように。公共物破損は立派な犯罪。

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