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コンテンツ「ヒルクライムで武器になる チューブラーホイール」

自転車チューブラータイヤ&ホイル ~Special Selection~ 「今わらいけないココだけの話」

ここでは森さんに教わったチューブラータイヤの装着手順を紹介していく。ポイントは【7】の、タイヤを伸ばしながらリムに嵌めていくところ。上から下へ、体重を上手く使って行おう。


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1 リムを床で傷つけないよう ウエスか板で保護

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かならず床にウエスか板を敷き、リムが傷つかないようにする。ウエスだとリムセメントのときにくっついてしまう

2 バルブ脇から、 チューブラーテープを張っていく

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ここではチューブラーテープでのタイヤ装着手順を紹介。バルブの穴の横から、テープを張っていく。指でテープがしっかり張り付いているか確認

3一周張り終えたらテープをハサミでカット

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チューブラーテープをリムの中央にまっすぐ張っていく。1周回ってバルブの穴まできたら、テープをハサミでカット。写真右のようにバルブの穴はふさがないように注意!



4透明のセロファンは折って斜めに出しておく

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チューブラーテープに張っている透明のセロファンを3cmほど剥がし、セロファンを折って斜めに出しておく

53気圧ほど空気を入れ、バルブナットを締めておく

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タイヤに空気を入れる。あまり入れすぎてはタイヤに嵌めづらくなるので、目安はおよそ3気圧ほど。空気を入れたらもれないようにバルブのナットを締めておくことを忘れずに

6セロファンを閉じ込めずに バルブからタイヤをセット

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ホイールを立て、タイヤのバルブをホイールの穴に通す。このときセロファンの端が外に出ていることを確認


7 上手く体重を使って 徐々にタイヤを嵌めていく

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立ち上がり、左手はタイヤとホイールを固定したまま、右手でタイヤを下へ伸ばし、そのままホイールごとつかむ

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右手は動かさず、今度は左手で体重を使ってタイヤを下へ伸ばし、またホイールごと手でつかむ

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これ以降はお腹でホイールを固定しながら、両手でゆっくりタイヤを下へ伸ばし、徐々にリムへ嵌めていく

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ここまで来ればもうすぐ! 上から下へタイヤを伸ばすように力を入れて、リムへ完全に嵌め込んでいく


8ホイールに正対し、最後は親指でストンと嵌める

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最後はホイールを持ち上げ

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親指を使ってタイヤをグイグイとリムへ落としていく

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ステンレスのスポークに、エアロ形状を取り入れた。これが高速巡航を高める秘訣


 


9タイヤの“張り”を バルブ側と逆側で調整する

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このままでは“反バルブ側のタイヤ”と“バルブ側のタイヤ”にテンションの違いが出る。これを修正していくのだ




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バルブ側のタイヤをつまみ上げると、最初はかなり高く持ち上がる。これはテンションがかかっていないからだ




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いっぽう反バルブ側は全然上がらない。グルッと一回りこのようにつまみ上げると、テンションがそろってくる




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バルブ側のタイヤと同じくらいこちらもタイヤをつまみ上げることができるまで、テンションの調整を行う


10再びポンプで空気を 5気圧ほど入れる

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およそ5気圧をメドに、再度タイヤに空気を入れる。あまり入れすぎるとセロファンが抜けなくなる

11タイヤがリムのセンターに 嵌っているか確認

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ねじれている場合は指先で戻しながら、再度嵌める

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タイヤがゆがまず、正しく入っているか確認。横から見て、タイヤのラインとリムのラインが左右同じ感覚になっているかをチェック

12最後に、はみ出た セロファンを剥がして完成!

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最後にゆっくりセロファンを剥がしきり、乗車用の空気圧まで空気を入れ直して終了となる

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自転車チューブラータイヤ&ホイル ~Special Selection~ 「今わらいけないココだけの話」