シンプルな無地のデザイン、丈夫なボディ、豊富なカラーのTシャツでおなじみのアンビル。だが、1942年の創業当時、主力商品は意外にもワークウエアだった。それもそのはず、アンビルとは云々、鍛造や板金作業を行う際に使用する鋼鉄製の台を意味し、転じて、頑固さを指す象徴的な意味合いも持つ言葉。頑固なクラフトマンシップに支えられたウエアを生み出すブランドとして、アンビルはその歴史をスタートさせた。
同社がオリジナルのTシャツを作り始めたのは、1976年。発売直後より着心地と丈夫さでTシャツボディの代名詞となったが、時代の波には逆らえず1998年には、生産量の80%を海外へ移行させることになる。
しかし2000年、そんな時代だからこそあえて「MADE IN U.S.A.」にこだわった新レーベル「Tradition」が誕生。ミシシッピーデルタ産のメンフィス綿を使用し、袖口や裾、ショルダー部はすべて二重縫製を施すなど、クラフトマンシップを再び世に知らしめた。
かつては下着としか見られていなかったTシャツを、あくまでもアウターウエアとして作り続けたアンビル。それに加えて、19色のカラーバリエーション。やっぱり「MADE IN U.S.A.」好きです。
←昔ながらの織ネームも復活させるなどタグ一つにも手を抜かない。いまどき、「MADE IN U.S.A.」ってだけでレアかも
←ミシシッピーデルタ地域でとれる良質のメンフィスコットンを100%使用。心地よい肌触り、水分吸収にも優れたスグレモノ
←ヘビーウェイトTシャツ。豊富なカラーバリエーションもアンビルの大きな特徴。全19色。好みやコーディネートに合わせて様々な色の組み合わせを楽しんじゃって下さい。1890円