フライトジャケットを究極の機能的なユニフォームととらえ、現存するヴィンテージモデルを徹底的に分析して、当時のままのフライトジャケットを再現することで知られるバズリクソンズ。フライトジャケットのレプリカメーカーとして評価が高く、生地やジッパーなどのパーツはもちろんのこと、ナイロンの織り組織や素材性質、染色方法まで徹底に調査し、製品化している。
そのこだわりは、レザー製フライトジャケットの生産にも息づいており、当時のままの生産法や素材を意識したプロダクト製作を敢行。特に空軍を代表するレザー製フライトジャケットであるA-2は、染色方法までも再現し、長年着込み愛着をもって接することで自分色に育つ当時のモノと遜色ないA-2を展開。人気を博している。
またその生地へのこだわりは、春夏シーズンで展開されるTシャツなどのアイテムにも反映され、上質で着心地のよいモノを多くリリース。プリントのデザインも、ミリタリーを意識したモノが多く、アメカジファンに大変人気がある。
こだわりの品質が多くの人に評価されているブランド、それがバズリクソンズなのである。
←スポーツラインのタグにもミリタリーを意識したバズリクソンズのマークがプリントされる。メイドインU.S.A.の文字も誇らしげだ
←海軍モチーフのリンガーTシャツ。フロントにはVMFA-212戦闘機がプリントされ、背中には「PHANTOMⅡ」(海軍で使用されたF-4という戦闘機の名称)のキャラクターが。5145円
←黒字に黄色の刺しゅうで制作された織りネームも、バズリクソンズの特徴。当時のフライトジャケットにならったディテールである
←イタリア産のホースハイドレザーをアニリン染料で染めたA-2は、着用し続けることで独特の風合いが生まれる。15万5400円
←首裏に取り付けられる織りネームにはライオンユニフォーム社の名前が表記される。バズリクソンズが誇る忠実なディテール再現力の賜物
←もちろんジッパーも当時のままを目指す。クラウン社のスプリング・カムロック式ジッパーで、引き手がワイヤーに変更されたモノを使用
←フライトジャケットの中でも最も息の長かったMA-1は、ライオンユニフォーム社が納品していたモデルを忠実に復刻している。3万7800円