枻出版社 枻出版社

【ドライボーンズ】アメカジ注目ブランド事典

ドライボーンズについて

古着店からスタートし、1989年よりオリジナルウェアを作り始める。現在では、懐古趣味紳士服店として東京、名古屋、大阪、福岡に直営店を構えている。「旧き良きモノ」をベースとし、そこにデザイナーの斬新な発想が加わって産み出されるアイテムは、新しさのなかにどこか懐かしさや温かさを感じさせてくれる。ドライボーンズといえば、セルビッジラインが紫(醤油)とピンク(ガリ)ということから命名された「寿司耳」デニム。今年春からは、これまでレギュラー展開している14オンスに続き、10オンスも登場。そして、衣料の原点である農業まで見つめ直し、手紡ぎ、手織り、手染めの藍染め地も製作するなど、製法のみならず素材にもさらなるこだわりを見せる。
そのこだわりや自由な発想はデニムなどのカジュアルラインにとどまらず、クラシックなスーツから靴、浴衣などの和装にまでアイテムを次々と増やし続けている。また、昨年秋からスタートした、手塚治虫原作のマンガ「どろろ」をモチーフとしたシリーズが進行中。身体の48ヵ所のパーツを魔物に奪われた主人公の百鬼丸が魔物退治の旅に出るというストーリーに因んで48種類の商品を製作する。こちらの今後にも注目だ。

ドライボーンズ ←「一富士、二鷹、三なすび」と、めでたいものづくしのタグ。一見、アメリカっぽいけど、実はジャパンってとこがオシャレ。



ドライボーンズのアイテム紹介


↑マッハ、KH乗りのデザイナーイチ押しのプリントT“青刃”。オリジナルのボディはラグランスリーブで着やすい1枚。
6825円
↑毎年1柄発表される「シルクハワイアン シリーズ」の1つ、野晒し。しゃれこうべの瞳の奥には顔料を使用、不気味に光る。
3万1290円
↑スニーカーテイストに穿けるソールの靴。通気性のよいパンチホールのレザーだから夏場も楽チン。
6 1/2~9までの6サイズ展開 3万4440円

←Jacquard Border T-Shirts クワガタ。50年代にアメリカで流行したジャカードT。昨年の魚柄に続き、クワガタ柄。 永遠の少年に。 8295円

←手紡ぎ、手織り、手染めによる生地を使った寿司耳 3H Cloth Work Pants。フロントにはインパクト大の真っ赤なボタンが。
3万4440円




←赤いアクセントをあしらったバックストラップ付き。20~30年代頃のワークパンツのシルエット。綿花の育成状況にもよるが5月頃登場予定