枻出版社 枻出版社

【ヒデヒコヤマネ】アメカジ注目ブランド事典

ヒデヒコヤマネについて

今や海外でも支持される和製ジーンズブランド、エヴィスを率いる山根英彦氏が、さらなるオリジナリティを目指して2006年に立ち上げた新ブランド。特徴は多数あるが、まず多くの製品がメイド・イン・チャイナであること。日本製もあるが、オリジナルの「中国製セルビッジデニム」の生産から縫製にいたるまで一貫して中国で作ることで、これまでよりもリーズナブルなプライスを実現。もちろん中国製だからといって適当なモノじゃ許されない。生地、縫製、ディテールに至るまで、一切手抜きのないクオリティの高さを誇っている。また、新たなラインナップ用に様々オリジナルパーツを開発。家紋のパーツや印鑑ボタンなど、デザイナー山根氏の遊び心あふれるこだわりが、随所に垣間見える。ただのセカンドラインではなく、とことんオリジナルを追求しているブランドなのである。
そして昨年秋、日本に先駆けて香港に第一号の直営店を出店。本気の仕上がりと本気の仕上がりと目立ち度大のプリント、イラストで、オープン早々香港のデニム好きの度肝を抜き、すでに現地でも順調にファンを増やすほどの勢い。常に我々の予想を上回るユニークな展開で驚かせてくれる山根英彦氏。果たして今後の展開やいかに !?


ヒデヒコヤマネ ←デニムの可能性を求めてさらなる進化を続ける山根氏。自らの名前を冠するだけにその自信や愛着の深さがうかがえる



ヒデヒコヤマネのアイテム紹介


↑ひとつ間違えるとギャグになってしまう人の顔もこの完成度。力強い表情や陰影、微妙な二重アゴ、色使いまで、技術の高さを物語る




←背中に日本地図と塔があしらわれるほか、「YAMANE」の文字が。外国人にウケそう。着れば着る程味が出てくるのも楽しい
↑スカジージャンとよばれるTOMY式アウッティングJKT。彩るド派手な刺繍が新しい。
4万8300円


左:ワンポケット、着丈もショートでスマートな山ちゃんヂージャン。ボタンは山根英彦印鑑使様。4万2000円
右:バックストラップもついているのでタイトな着こなしが可能。デニムを知り尽くした男のパーツが光る

↑デニムとスウェットの組み合わせが新鮮なデニムコンビSWEAT。フロントポケットはトリプルステッチ仕様。1万8900円


←メイド・イン・ジャパンの山ちゃんヂーンズ。ポケットの 袋布は家紋にドクロをあしらう遊び心も。当然縫製など スペックは抜群。 3万3600円

←バックには妙にリアルなゴリラが入る。ちなみにフロントは龍以外にも金太郎の刺繍もある



←フロントの龍は刺繍という気合の入ったヂーンズ。パーツはすべて専用に作られた家紋パーツを使用。ワンウォッシュで穿きやすい。 2万9400円

←山ちゃんPVCボストンバッグ。今あえてボストンっていうのが新鮮かも。防水性もあり軽量で使いやすい。1万4700円
←デニム地に家紋をコーティングしてあり、防水性も高い山ちゃん家紋バッグ。裏地は家紋とドクロ。収納スペースは2カ所。4万2000円