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【ラングリッツレザー】アメカジ注目ブランド事典

ラングリッツレザーについて

オレゴン州ポートランド。1940年代、地元で有名な一人のバイク狂がいた。彼の名は、ロス・ラングリッツ。不慮の事故で片足を失うも、バイクへの想いは変わることがなかった。その後義足で数々のレースに参戦、17年間で47個のトロフィーを獲得する偉業を成し遂げ、生涯バイクに乗り続けたという伝説のバイカーである。
そんな彼が、1947年に立ち上げたライダースジャケット・ブランド、それがラングリッツ・レザーズだ。ラングリッツのジャケットは、どのアイテムからもオリジナリティと存在感が感じられる。これこそ、創業者であるロスのDNAである。年々そのクオリティは浸透し、オーダーの数も急増しているが、大量生産に踏み切ったことはイ創業以来一度もない。これこそがラングリッツの信念でありプライドであろう。現在も1日の生産枚数は6着までと決められている。それ以上の生産数はクオリティの低下につながるからだ。
今年で60周年を迎えたラングリッツ。顧客一人一人に丹精をこめて作り上げる姿勢は今も昔も変わらぬまま。バイカーの安全を考慮した、妥協のないジャケット作りは、アメリカ人のみならず世界中のラングリッツファンの心を掴んでいる。



ラングリッツレザー ←内側に取り付けられたラングリッツレザーズのタグ。ラングリッツならではの歴史と伝統がこのタグから伝わってくる。



ラングリッツレザーのアイテム紹介

←キャスケードならではの斜めジップは、開くことにより、ラペル風ドレスカラーに変えることもできる


←ラングリッツの中でもコロンビアに続いて歴史の旧いキャスケード。こちらはパデッド仕様。32万7600円


←上と同じキャスケードのホワイトレザーバージョン。カラーが白になるだけで雰囲気も一新。
29万9250円



→フロントに施されたウエスタンヨークが特徴的なティンバーライン。パッドも入り、耐久性抜群。37万4850円

←サイドには、ジップが施されているので着脱も容易。内側にはライニングが付き、着心地も抜群




←プルオーバー&レースアップの最もベーシックなスタンダードティンバーライン。
28万8750円

←シチュエーションや気候に応じて着脱可能なデタッチャブルファーカラー。もちろん冬には必需品



←ラングリッツ最人気の定番コロンビアのパデッド仕様は、まさにバイクを乗る人のために生まれたジャケットだ。
43万6590円

←内側全体にはリアルファーのライニングが搭載され、防寒性もこの上なし。両サイドにはポケットも装備し、機能性もこれまた最強




←ハーフ丈のコート方デザインが特徴的なレッドドックはバイカー最強ジャケットだ。
73万1850円