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【ピュアブルージャパン】アメカジ注目ブランド事典

ピュアブルージャパンについて

1997年に倉敷市にある生地メーカー出身の岩谷健一氏によって設立された正藍屋。そこで展開されるブランドがピュアブルージャパン。岩谷氏が自分の感性を満たす服を形にしようと立ち上げられた。 「デザイナーが、お金を払ってでも自ら作った服を着たい」と思えるモノ作りをコンセプトとしており、ブランド名からも連想できるように、天然藍やインディゴといったブルーに愛着を持ったプロダクツを構成している。そのこだわりが最も輝くのがデニムだ。オリジナルで制作されたデニム地を手作業で加工して独特の色味と風合いを引き出すなど、多彩な手法でピュアブルージャパンの“色”を出している。 そしてデニム作りにおいてもうひとつ重点を置いているのが素材だ。岡山の工場で丹念に織り上げられたデニム生地を使用し、その魅力を殺すことなくアイディアというスパイスをほんのりときかせて少し刺激のあるスタンダードアイテムを生み出す。それは決して素材頼みではなく、流行に流されることのないモノ作りへのこだわりといえる。素材を大切にするがゆえに普遍的なカッコよさが生まれる。ピュアブルージャパンがコアなデニムファンを惹きつけて止まない理由だ。



ピュアブルージャパン ←ジャケットやシャツなどに付くタグは、“染め”にこだわるピュアブルージャパンらしく藍の葉をモチーフとしたデザインに



ピュアブルージャパンのアイテム紹介


←第3ボタンには取り外しが可能な立体的なイカリボタンを採用。海とデニムの青さをかけてデザインされた一枚だ





←ウェスタンシャツの直線的なイメージを変え、裾、襟、袖口などに丸みを帯びさせたDENIMマリーンシャツ。
1万6590円

←デニムの表面に古着をイメージさせるネップを使用したDENIMデッキジャケット。背中を切り替えてウエストをシェイプ。
2万9400円~

←ムラ糸を使用した千鳥格子柄の13オンスチェックデニムで、細めのトラウザータイプ。通常のデニムと同様に縦落ちも。
1万5750円~

←ワークウェアを強く意識した素材で作ったエプロンペインターパンツ。フロントに装着したポケットは収納力抜群。
2万4150円~

←濃色、ゴツゴツ、ザラザラが主流のなか、あえて淡色でムラの少ないデニムに仕上げたネオヴィンテージ5ポケット。
1万8900円~
※これは1年着用サンプル