ステュディオ・ダ・ルチザンについて
日本のジーンズマーケットにヴィンテージレプリカと呼ばれるジーンズ作りの概念が存在しなかった1979年にステュディオ・ダ・ルチザンは誕生。ブランド名には「職人工房」という意味が込められており、当時のアパレル業界に押し寄せる大量生産や効率化といった波に逆らうように、ジーンズが持つ本来のアジや表情の再現をコンセプトとしてきた。そして、1986年に「職人工房」の名をはじめて具現化したジーンズで、現在も販売される定番「SD-D01」のベースとなったモデル「DO-1」を発表。当初の売れ行きは今ひとつであったが、次第にデニムファンの目に留まるようになり、2色使いの綿糸による縫製、レッドセルビッジといった昔ながらの製法やクオリティの高さが認められるようになった。こうして1990年代のデニムシーンを彩るヴィンテージ文化への足がかりを作ったステュディオ・ダ・ルチザンは、そのパイオニアとして今なお原点をしっかりと見据えたプロダクツを生み出している。
ステュディオ・ダ・ルチザンの魅力は間違いなく再現力にある。ただ、その再現力こそ最大のオリジナリティであり、ブランドのエッセンスがほんのりと加味されたデニムは決してレプリカではない。
←ブランドキャラクターに採用されている豚がデニムを引っ張り合うという、なんともユニークな革パッチはダルチの象徴だ
ステュディオ・ダ・ルチザンのアイテム紹介
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←ブランドキャラである豚がフラダンスや三味線を楽しむ柄がユニークなアロハシャツ。
1万5540円
←生地はオリジナルで作ったレーヨン。竹ボタンや日の丸ピスを取り入れるなど作りこまれたディテールは、さすがダルチといったところ
←ダルチの革パッチ柄の総柄Tシャツ。一部の「DENIM」を「デニム」に変更したギミックも。
7140円
←カウボーイに扮した豚がキュートなTシャツ。オリジナル豚入りピスネームを使用。レディスサイズも。 4095円
←2本針のバックシンチ。ヴィンテージブームが始まる前の1986年にはすでに採用されていたディテールだ
←生地は当然セルビッジデニム。グリーンとレッドの2色使いのセルビッジもダルチの個性が光るアイデアだ
←ダルチの原型ともいうべきモデルSD-D01。14オンスの右綾デニムを使用したストレートタイプ。 2万7090円
←メイドインジャパンにこだわるブランドらしく、ピスネームは日の丸の入ったシンプルなデザイン
←フロントボタンやリベットにはオリジナルを採用。隠しリベットにもしっかりとブランド名の刻印が入る
←ブルーの色糸が入ったセルビッジ。コインポケットにも同様のセルビッジを使用するなど、芸が細かい
←SD-105は15オンスの右綾デニムを使用したタイトなブーツカット。ロープ染色による深い色合いだ。 2万790円
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