この一冊でお寺が丸わかり
お寺の教科書
© 1999-2021 Ei-Publishing Co.,Ltd.
2018.6.27発売
今からおよそ1200年前、弘法大師空海が本格的な密教を伝えて以来、日本では不動明王像をはじめ、多くの明王像が造られ、篤く信仰されてきました。
明王を説く経典には、仏の教えになかなか従わない者に対して、如来(大日如来)に代わって強制力まで使い人々を救済すると説かれています。ゆえに激しい怒りの表情(忿怒相)をしていて、剣や弓矢など様々な武器を持った姿で表されています。
そこで、2014年1月に発売した「明王像のすべて」を加筆修正し、一冊の書籍に再構成しました。もっと仏像のことが知りたい。そんな仏像好きの方の好奇心にお答えするために、明王像別にその起源から種類や特徴、信仰の歴史などを徹底解説。あわせて日本に残る至宝の明王像を紹介します。
【主な登場仏像】
不動明王坐像(恵林寺)、不動明王像、大威徳明王像、降三世明王像、軍荼利明王像、金剛夜叉明王像、愛染明王像(大覚寺)、烏枢沙摩明王像(可睡斎)、天弓愛染明王像(放光寺)、孔雀明王像(正暦寺)、不動明王坐像(善水寺)、波切不動明王像(高野山南院)、不動明王坐像、波切不動明王立像(大聖院)、白不動明王立像(神童寺)、不動明王立像(佛法紹隆寺)、不動三尊像(浄瑠璃寺)、愛染明王像(金剛三昧院)、愛染明王像(西大寺) 他
仏像が好き 明王像のすべて