この一冊でお寺が丸わかり
お寺の教科書
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2018.3.15発売
きらびやかな衣装や装飾品を身にまとった仏像もあれば、薄い衣のみを着た仏像もある。一方、人間のような姿をした仏像もあれば、顔や手がたくさんある仏像もある。
一見、まとまりのなさそうな仏像であるが、日本に伝わる仏像はおよそ4つのカテゴリーに分けることができる。それはすでに悟りをひらいたブッダ(お釈迦さま)の姿を表した「如来像」、続いて悟りを求めて修行中という身でありながら人々を救済する「菩薩像」、そして如来に代わって怒りの力をもって人々を仏の教えに導く「明王像」、さらに古代インドで信仰されてきた神々が仏教の世界へ取り込まれ仏となった「天部像」だ。
そこで本書は、2012年5月に発売した「菩薩像のすべて」と2013年1月に発売した「如来像のすべて」よりページを抜粋し、新たな内容を加えて如来像・菩薩像の信仰の歴史や名前の由来を徹底解説、姿かたちや持ち物などの特徴を写真でわかりやすくご紹介。
・巻頭企画 如来と菩薩像の基本
・如来のすべて
01 釈迦如来
02 弥勒如来
03 阿弥陀如来
04 薬師如来
05 盧舎那仏
06 大日如来
・菩薩像のすべて
01 観音菩薩
聖観音/十一面観音菩薩/千手観音菩薩/如意輪観音菩薩/馬頭観音菩薩/准胝観音菩薩/不空羂索観音菩薩
02 地蔵菩薩
03 文殊菩薩と普賢菩薩
04 弥勒菩薩
05 虚空蔵菩薩
監修/正木 晃
仏像大図鑑 如来・菩薩像のすべて