デニムで魅せる紳士録。
CLUTCH Magazine Vol.78
© 1999-2021 Ei-Publishing Co.,Ltd.
2020.11.19発売
コロナ禍の影響で、ヨガ業界にも変革が迫られた2020年。オンラインクラスの普及で、ヨガクラスの価格はかつてないほどに下がり、オンラインだけで指導者資格が取れる講座もできた。また、プロになるには最低でも1万時間の学習が一般的に必要と言われているが、ヨガではRYT200が基準、つまり200時間学べば指導者として活動することができるのだ。そんなヨガ業界の現状を踏まえて、今号はヨガを伝えるインストラクター達に贈る一冊。
“心と向き合う”ヨガを教える立場なのに、自信がない、自分の心とうまく向き合えていない、というインストラクター達に贈る心の話。
自由と引き換えに、負う責任も多い個人事業主として、見て見ぬ振りをしてはいけないお金の話、集客、ビジネスの話。
インストラクターは切っても切れない、スタジオとの関係性の中で知っておきたい常識、心構えの話。
ヨガ業界の中心にいる人達から見たヨガ業界の今と未来の話。
そしてヨガの本質を伝え続けてきた本誌『Yogini』の編集長が語る「ヨガを伝える」ということはどういうことなのか、という話。
いつも雑誌の中では文字数が圧倒的に多い『Yogini』だが、今回は今までのさらに上をいく文字量。その上、現実を突きつけられるような内容は、読んでいて身につまされるかもしれない。
それでも、あえて今回は辛口で「インストラクターに告ぐ」というテーマを掲げ、ピンポイントでスポットライトを当てるような特集にしたのは、ヨガの持つ本来の美しさ、奥深さを絶やさずに広く世界へ伝え続けていきたいからだ。
フィットネスとしてのヨガももちろんいい。なんとなくのリラクゼーションとしてのヨガももちろんいい。しかし、ヨガの持つ力はそれだけではない。ヨガが持つ、心震わせるような温かい振動が、世界中に広がっていってほしい、そんな『Yogini』からのメッセージが込められた一冊だ。
Yogini
[奇数月20日発売]心と体をつなぐ最高のメソッド、ヨガ。ポーズや思想に始まり、食生活やダイエット、ファッションやアイテムなど、ヨガにまつわるすべてを美しい写真と情報で網羅するヨガ界のオピニオンリーダー誌です。
Yogini(ヨギーニ) Vol.79 2021年1月号