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自転車How To

Vol.14 初めてのサドル交換・ロードバイク編 その1 バイクの雰囲気を変えたい!

[2008/10/30 UP]

ロードバイクはフレームをベースに選ぶ人がほとんど。とはいえ、その見た目を左右するのは、たとえばサドルのような大きなパーツだったりする。同じフレームでもパーツを1つ換えることで速そうに見えたり、“ポップ感”を演出できたりと、バイクのコーディネートが楽しめるのだ。そこで「自転車How To Vol.14」では、サドルの構造や選び方、交換のコツなどを紹介しよう。

SPACE 松戸店 佐藤シゲヒコ店長 講師紹介
SPACE 松戸店 佐藤シゲヒコ店長
長身で細身、ロードバイクが似合う店長。ショップがもつチーム「SPACE」は、鈴木真理選手が監督をつとめている。ハードなイメージだが、実はとてもフレンドリーなチームだ。
SHOP DATA
〒271-0064 千葉県松戸市上本郷4079-4
TEL/047-308-5551 FAX/047-308-5541
営業時間/12:30~20:00(日曜日は19:00まで)
定休日/水曜日
http://spacebikes.com/

カッコいいサドルを合わせたい

ロードバイクに乗り始めた頃、尻または股が痛くなった経験はありませんか? もしなかったとしても、100km以上のロングライドを体験した人なら、少なくとも1度は痛みを感じたことがあると思います。

「痛みの原因はサドルと尻の相性もあるけど、80%くらいが“ライディングフォームのくずれ”」とは、スペース松戸店・店長の佐藤さん。普段は痛みを感じないのに、ロングライドになると痛くなるのは、疲労によるフォームの崩れが大きく影響しているのです。バイクに乗り慣れてくれば、長い時間走ることができるようになるし、尻や股の痛みも出なくなってくるとはいえ、昨今は多くのメーカーがさまざまなタイプのサドルを発売しています。サドル交換で痛みを解消しつつ、バイクのコーディネートも楽しんでみましょう。

サドル交換を中心にカラーコーディネートを楽しもう

ロードバイクは、大きく2色でカラーコーディネートするとスマートに見えるもの。そこで速くカッコよく見せるために、バイク全体の色を大きく占めるフレームと、サドル、バーテープ、タイヤなどの大きなパーツで色のバランスをとるといいでしょう。ここではサドルを中心としたカラーコーディネートを考えてみます。
初めてのサドル交換・ロードバイク編・01

サドル サドル

メインテーマであるサドルは、フレームに使用されている色と共通の色にすると好相性。素材を活かしたモデルもいい。

バーテープ バーテープ

バーテープの色はサドルに合わせるのが定番。フレームかタイヤに合わせてもよい。ちなみに素材によって手への振動やスベリが大きく変わる。

ペダル ペダル

ペダルの色は種類も多い黒が無難。流行りの白フレームに合わせてカラーペダルにし、ペダリングの軽快さを演出するのもいい。

タイヤ

タイヤの色は“黒”。太さ、パターン、グリップ力を含む機能性など、黒タイヤは種類が多い。

バイシクルクラブ 2007年12月号より一部改編

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