一目見ただけでインパクトを与える曲線的なサドル形状。これは以前から血流保護の観点でサドル作りを進めてきたセレ・エスエムピー社が、長年にわたる研究の末たどり着いたものだ。この曲線的な形状によって、ライダーがサドルに座るときにかかる荷重を広く分散。まるでウッドチェアに腰掛けたときのようにお尻のラインにフィットするため、荷重が一点に集中し血流が悪化するようなことはない。ひとたびサドルの角度や高さなどをフィットさせれば、比較的ハンドルやペダルへ荷重を多くかけるポジションのライダーはとくに長時間快適にサドルへ座っていられることだろう。ラインナップはフルカーボンの“フルカーボンライト” からコンフォートモデルの“プロ” まで幅広い。右の「ダイナミック」は、股間に当たる部分に丸みをもたせてペダリング効率を追求。レース志向のサイクリストに最適なモデルといえる。

ご購入はテストしてから

サドルにまたがると必然的に股関節は開きますが、もしサドルの座幅が広すぎれば脚の内側がサドルに擦れてしまい、長時間の走行では皮膚が炎症を起こしかねません。ダイナミックはそんな股関節の開きと座面幅の関係に着目することで、幅広ではないのに効果的に荷重を分散してくれるまったく新しい形状をもつサドルが誕生しました。実際に試してからご購入をお考えのお客様用として、テスト用サドルのお貸し出しサービスを行なっています。気になる方はぜひお近くのお取扱店様までご相談ください。