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ダニエル習得への道 7級 ジャックナイフ&フロントリフトで15秒耐える &動画

7級 ジャックナイフ&フロントリフトで15秒耐える!!

ジャックナイフとフロントリフトを連続し、15秒間勝ち続けているのが課題。今回のお題は、8級のジャックナイフ&フロントリフトを連続して行う。だが、8級では触れなかったフロントリフトの方法が大切。腕の曲げ伸ばしに頼らないのがポイントだ!!
もちろん、前も後も高さは10センチで十分だし、横に動いてしまっても特に問題はない。要は15秒止まらずに立ってられればオッケーなのだ!!
15秒間が難なくできるようになると、もう体に前後のタイヤのコントロールはかなり染み付いていると言ってもいいだろう。その先には、ダニエルやバニーホップが近づき、ジャンプやロール、コーナーリングの加重抜重などなどの動きも変わってくる。
そうそう、ブレーキが利かないとかなり疲れるので、ブレーキメンテもしておこうね。

手順の説明

体を楽に、ゆっくりとした進入から小さいジャックナイフ。頭を前上方へ移動し、腕を伸ばしたままハンドルに体重を預ける。ブレーキは両方握るとバランスが良い(最後まで握りっぱなし)。後輪が降りるまでハンドルに体を預けたままにして着地を待つ。
着地したら、フロントリフトの為に体を後上方へ移動。この時に腕は伸ばしておく。(大根を抜く要領) 体がしっかり後ろへ移動すれば、頂点に達した時、前輪が降りようとする力と、体が後に引っ張る力で、ハンドルにぶら下がる感じになる。前輪を下ろす時に、この「ぶら下がる感じ」を残したままにするとバランスが良い。
前輪が着地したら、また体を前上方に持っていき、ジャックナイフにつなげる。以上の事を繰り返し15秒間。
1回1回、タイヤをあげる時に「ポン」というイメージを持ってみると意外にできるかも。リズムが大切なので、常に「ポン、ポン…」と頭の中でイメージしよう。

写真で動きを確認

順に、ヒザを軽く曲げて進入→小さいジャックナイフ→着地の体勢→前輪引き上げ時の体勢→着地の体勢。どちらかが上がっている時にはヒザが伸びている。これは上半身をバイクに預けてる証拠。(赤丸は意識する位置・矢印は力の方向)

注意すること

『高くあげようと思わない事』 8級と同じで、前輪・後輪共に、目標の高さは10cm。慣れないうちはとにかく「持ちあげよう」としがちです。今回の場合「あげる」事よりも「続けて立ってる」事が目標。知らず知らず陥りがちなので気をつけて。

『フロントリフトの腕の伸び』 前輪を浮かせるとき、肘を曲げ、腕の力であげようとしてしまいがちです。これは疲れてしまうのと、着地した時に体が前に残り、次の後輪が上がってこないのでNG。身体を後上方にリズムよく動かすだけで前輪は軽く上がってきます。

『体重をかける相手を意識』 8級と全く同じで後輪の時はハンドルに体重をかけ、前輪は両ペダルに踏ん張って体を後へ持っていきハンドルを後ろへ引く。交互にリズムよく力を伝えるイメージを持つだけでかなりスムースに動けるハズ。

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