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ダニエル習得への道 8級 ちょびっとジャックナイフとフロントリフトで10cm &動画

8級 ちょびっとジャックナイフとフロントリフトで10cm!!

ジャックナイフとフロントリフトで10cm

ジャックナイフは後輪を、フロントリフトは前輪をあげるテクニック。別々に練習しても良いのだけど、あえていっぺんにやってしまうのがオカッピ師匠流。この動きはこの先のすべてのアクションの基本中の基本となる。なぜなら、前輪をあげたり、後輪をあげたりするにはバイクに対する「加重」というものが必要になり、この「加重」の方法の初歩がこのテクニックに詰まっているからなのだ!!
さて、今回はあえて目標の高さを10cmとした。なぜならば、この10cmを力まず挑戦してほしいからである。
自分が「ちょっとあがったなぁ」って思う高さが10cmくらい。自分が思うよりも浮いているものなのだ。

手順の説明

まずゆっくりと直進。このとき軽く膝を曲げて、姿勢を少し落としておくと良い。次に頭を前方上に移動させながらブレーキを思いっきりかける。後輪から力が抜けるので、腕を伸ばしたまま全体重をハンドルにかけるようにすると、後輪が浮いてくる。後輪が着地するまでハンドルに体重をのせたまま。着地したら、体を後ろへやり、両足を踏ん張って前輪を浮かせる。(綱引きや、大根を抜くときを想像してほしい)。
最初のブレーキから前輪が着地するまで、両方ともブレーキはかけたまま。特に最初のうちはブレーキは両方握っている方がバランスがとりやすい。また、左右のバランスを気にしすぎないように。ほどほどマッスグくらいで、多少横にずれても気にしない。ちなみに師匠はこの撮影中、ほんとにマッスグできたのは数えるほどだった。

写真で動きを確認

順に、ヒザを軽く曲げて進入→ヒザ伸ばし&ブレーキロック→前輪に体重をかけて後輪リフト→後輪着地で両足踏ん張り、ハンドル引き抜きの体勢→背中を起こして前輪引き抜き(赤丸は意識する位置・矢印は力の方向)

注意すること

『高くあげようと思わない事』 前輪・後輪共に、目標の高さは10cm。「浮いたなぁ」って思ったら軽く超えます。今回の目標は高さではなく連続性なので、くれぐれも高さに気を取られないように。

『頭の位置に気をつけて』 後輪を浮かせるとき、頭の高さと位置に気をつけよう。頭が両肩の間に入り込んでしまうようだと前輪が浮かず、前輪に近くなると、前転の恐れが・・・。

『体重をかける相手を意識』 後輪の時はハンドルに体重をかけ、前輪は両ペダルに踏ん張ってハンドルを後ろへ引く。これが「加重」を意識するという事。しっかり力が伝わってるかをイメージする方が上手くなるのは早い。

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