価格:9,890円
昨年に続いて今年も2年連続でツール・ド・フランス参戦を決めたパナレーサーがサポートするプロチーム。彼らの声がこのチューブラーにも活かされており、その走行性能や耐パンク性能の高さは、今年もワールドツアーでステージ優勝を積み重ねているその実績が物語っている
“PTベルト”をトレッド下部に配置することで、耐パンク性能をアップ。クリンチャーと変わらない使い勝手の良さを実現させている
ドライやウェットの路面状況を選ばない優れたグリップ力と耐パンク性能で、プロからも絶大な信頼を得ているパナレーサー。そのトップレーシングモデルがクリンチャータイヤの「RACE」シリーズだ。このシリーズの特徴はパナレーサー独自の「ZSG(Zero Slip Grip Grip)コンパウンド」と「プロテクションテクノロジー(PT)」。この技術が、高い次元での走行性能と耐久性能の両立を可能にしている。そして近年、この「RACE」シリーズの技術を活かしたチューブラータイヤを望む声が多く寄せられ、満を持してのデビューとなったのが「RACE タイプAチューブラー」だ。
ただ単に「RACE」シリーズのテクノロジーを投入したチューブラーではなく、チューブラータイヤとしてのバランスを高めるため、このタイヤが完成するまでには国内外のサポートチームと数多くのR&D(Research and development)が繰り返されており、特に2年連続でツール・ド・フランス参戦を決めた「ソール・ソジャサン」の声が多く活かされている。
また、元全日本チャンプの森幸春氏が「タイヤにとって最も重要なのはチューブ」と語るとおり、このチューブラーに備わるチューブにも注目。これまでクリンチャータイヤ用としてロングセラーを続けている衝撃吸収性や路面追従性に優れた軽量チューブ「R︲AIR」を搭載。走行性能面だけでなく、ラテックスチューブに比べて空気保持性に優れているので空気漏れが少ない点も大きなメリット。
国産で高性能でありながら、価格はリーズナブル。チューブラー派の常用タイヤとしてヒットを予感させる。