価格:219,633円
(F/101,155R/118,478円)
前後ハブは、もちろんデュラエース7900ハブ。コーナリング中も滑らかに回るカップ&コーン式ベアリングを採用し、玉当たり調整がダイヤルひとつで簡単にできるデジタルアジャストシステムを採用。メンテナンス性も抜群
シマノのエアロスポークは断面形状も独自に最適化。空力性能の高さを追求しつつ、横風の影響を考慮した結果この形状にたどりついた
強度が求められるブレーキ面はカーボンの積層を厚くし、それほど強度が求められないカウル部分は積層を薄くして重量と強度のバランスを確保
コンポーネントをはじめとするサイクルパーツの総合ブランドとしておなじみのシマノ。今ではおなじみの「コンポーネント」という概念は、シマノが1970年代に作り上げ、現在においてもなお基本となる考え方だ。
完組みホイールが一般的になってからは、ホイールもコンポーネントの一部と位置づけられ、自転車におけるコンポーネントの重要性はますます高まった。シマノの先見の明は、自転車の世界に大きな革命をもたらしたが、そーンで活躍する6チームがシマノのホイールとともに戦っている。
なかでも多くの選手が山岳、平坦を問わずあらゆるステージで投入するのがWH︲7900︲C50︲TU。50mmハイトのカーボンチューブラーリムを採用するモデルだ。このタイプのホイールは7800系デュラエースの時代からあるが、このモデルはそこからさらに改良と熟成を重ねた進化版だ。
注目すべきは、ベアリングの玉当たり調整を容易にするデジタルアジャストシステムの採用。これにより、メンテナンス性が大幅に向上している。
もちろん、コーナリング中もなめらかな回転を維持するカップ&コーン式ベアリング、空力性能と強度を両立したエアロ形状のスポークなど、シマノホイールのキモとなるテクノロジーは、継承されながら熟成が進んでいる。こうして高い基本性能にさらに磨きをかけることに成功。長年にわたって第一線の戦闘力を保ち続けているのだ。
今季もすでに数々の勝利に貢献しているシマノのホイール。今後も多くの勝利をもたらし、自転車レースの新たな歴史を作り上げていくことは間違いないだろう。
軽さと空力性能を両立したオールラウンドホイール
WH-7900-C35-TU価格:211,461円(F/93,227円、R/118,232円)
シマノの7900系カーボンチューブラーホイールでは最もリムハイトが低い35mmハイトカーボンリムを採用。軽さと空力性能、剛性を高い次元で融合させたモデル。プロ選手の多くが山岳ステージを中心にあらゆるシーンでこのホイールを実践投入している